オーディオ買取リビナス「プレーヤーの買取について」

1950年代に据置型のレコードやラジオが誕生し、その前に座って視聴をするありがたい家庭内娯楽機器という位置でした。
1960年代にはコンポ・ラジカセが登場します。
ステレオの音質向上、一般の家庭への複数台の普及によってどの部屋でも楽しめるようになりました。
このあたりから、ＢＧＭ（環境音楽）という概念が広まり、なにか違うことをしながらも音楽を楽しむ「ながら聴き」が一般化しました。
1970年代にはウォークマンが登場し、携帯音楽プレイヤーによってパーソナル音楽の時代が到来します。
自宅で楽しむだけではなく、外で歩きながらの音楽視聴が可能となりました。
2000年代になると、ＩｐｏｄなどのＭＰ3プレイヤーが普及し始めます。
従来のものとは違い、ＨＤＤディスクを使用することによって少ない音量で・高い音質での視聴ができるようになりました。
2010年以降、最近ではスマートフォンが普及し、手元の機器に保存した音楽を聴くことに留まらず、インターネットを介してあらゆる音楽を見る時代に突入したといえるでしょう。

一般的に使用されている、徒歩での移動中や電車の中でなど、携帯が可能なデジタル音楽ファイルを再生するものをデジタルオーディオプレイヤーといいます。
ＣＤやＭＤなどのメディアを入れ込んで再生するものと違い、デジタル方式の音楽ファイルを再生する音響機器で、ＣＤから直接取り込んだ音楽ファイルを再生したり、インターネット上の音楽販売サイトから購入したものを再生するのに用いられるものです。
音楽ファイルを記録する電子媒体、複数のファイルを管理するファイルシステム、音楽ファイルを再生するデコーダー、音声を出力するアンプ、操作ボタンやバッテリなどにより構成されています。
記録媒体は、フラッシュメモリ・ハードディスクドライブを使用していますが、現在はフラッシュメモリが９割を占めているようです。
フラッシュメモリの中でもプレイヤーにメモリを内蔵するタイプと、ＳＤカードなどのメモリカードを使用するタイプがあり、64ＧＢほどの小容量を中心に展開されています。
年々機種は増加しているものの、価格については年々下落しており、様々な年代の方に愛用される一因になっています。

上記の通り、携帯できる音楽プレイヤーが幅広く普及していますが、レコードなどの古い音響機器も人気があります。
・レコードのジャケットなどを見る楽しさ
・「重い」「大きい」などといったレコード特有の質感に触れる楽しさ
・「グッズ」や「インテリア」としての所有する楽しさ・ＣＤを開ける→取り出す→オーディオにセットするという作業をする楽しさ
などが挙げられるようです。
音質にも魅力があり、楽器の細かい音の再現や、空気感はＣＤでは味わえない、耳で聞くというよりも五感で聞く要素のほうが強いかもしれません。

大量の音楽を小さなプレイヤーで、簡単に操作して聴ける携帯プレイヤーも、様々な楽しみ方ができるレコードもそれぞれに魅力があります。
好みや、場の雰囲気、自分の気分などで使い分けることができる音楽プレイヤーは、多くの魅力がある音楽機器なのです。